第10回 新千歳空港国際アニメーション映画祭に参加。コミッションワークに関するトークセッションや弾き語りライブでのVJ も。

October, 18, 2023 / EVENT

第10回 新千歳空港国際アニメーション映画祭にP.I.C.S.が参加します。
11月2日(木)から6日(月)まで新千歳空港ターミナルビルにて、第10回 新千歳空港国際アニメーション映画祭が開催。ターミナルビル内に常設映画館を有する新千歳空港という、唯一無二の場をもつ同映画祭は「空港全体で発信する、空港だからできる映画祭」として2014年に開幕し、2023年で10周年を迎えます。
また、コンペティション部門では国内最多の応募数を誇り、国内外クリエイターによる講演やパブリックスペースでの展示など、アニメーションを多角的に紹介するプログラムを展開するなど、今や国内トップレベルの規模を誇るアニメーション映画祭として知られています。

P.I.C.S.は下記2つのプログラムに参加します。
まずオープニングデーとなる11月2日(木)に開催される、トークセッション スタジオフォーカス:P.I.C.S.「コミッションワークにおけるアニメーションの導入と実践」にP.I.C.S. management 所属の池田一真、稲葉秀樹が参加。コマーシャルフィルム、ミュージックビデオ、空間映像など、企業等のクライアントから依頼を受けて制作される「コミッションワーク」は、いまやアニメーションの主要な表現の場のひとつです。
田中大裕氏司会のもと、数々のコミッションワークを手がける池田、稲葉がコミッションワークとアニメーションの関係を紐解きます。

そして11月5日(日)に開催される、OTO TO TABI × NEW CHITOSE 2023 エアポート音楽会では、シンガーソングライター・澤部渡 (スカート) 氏による弾き語りライブのVJをP.I.C.S. management 所属の渡部康成が担当します。2011年から札幌市内でインディペンデントの音楽イベントを開催する「OTO TO TABI」。そして、新千歳空港国際アニメーション映画祭ではこれまでgroup_inou、Homecomings、トクマルシューゴらのライブを行い、音楽と音に注目する様々なプログラムが開催されてきました。
今年映画祭10回目を記念して、そんな北海道の2つのイベントがコラボレーション。本プログラムではP.I.C.S.企画・原作のアニメ「オッドタクシー」でPUNPEE氏とともにオープニングテーマ「ODDTAXI」を担当し、ジャンルレスに注目が集まるシンガーソングライター・澤部渉 (スカート) 氏の弾き語りライブと、映像作家である渡部のアニメーションVJをお送りします。
映画館の大スクリーンに包まれて、宝物のような時間をお過ごしください。
お近くの方は、ぜひ会場へ足をお運びください。

◼第10回 新千歳空港国際アニメーション映画祭
https://airport-anifes.jp/
開催日程:2023年11月2日(木)~6日(月)
会場:新千歳空港ターミナルビル (新千歳空港シアターなどを予定)
主催:新千歳空港国際アニメーション映画祭実行委員会

・スタジオフォーカス:P.I.C.S.「コミッションワークにおけるアニメーションの導入と実践」
https://airport-anifes.jp/programs/sf_pics/

日時:11月2日(木) 19:30~
会場:オアシスパーク 特設会場
参加費:無料
登壇:池田一真、稲葉秀樹
司会:田中大裕(映画祭プログラミングチーム、アニメーション研究者)

<プロフィール>
池田一真(映像ディレクター)
企画 / 演出。アイデアやユーモアに溢れた映像表現を得意とし、手法にとらわれない柔軟なディレクションで、TVCM から企業ブランディング映像、MV、アニメーションコンテンツやアトラクション用の空間映像まで、多岐に渡る媒体やジャンルを手がける。主なアニメーション領域での活動に、サンライズ×アソビシステムによるオリジナルプロジェクト『Artiswitch』(全6 話)の監督や、テレビ朝日「クレヨンしんちゃん」オープニング映像のディレクションなど。

稲葉秀樹(アニメーションアーティスト / 映像ディレクター)
CG 映像製作会社を経て映像クリエーターとして活動。
2017 年 Red Hot Chili Peppers「Getaway Tour Viz」に映像作家として参加。海外のアーティストとコラボレーションした作品は、Pictoplasma、Reading & Leeds Festivals、This is Colossal、The Verge などの映画祭や、多数のメディアにて取り上げられている。”SlowlyRising”にて第20 回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出。独自の手法を用いた、繊細で緻密なアニメーションのスタイルを得意とし、CM、MV、OOH など幅広く手掛けている。

・OTO TO TABI × NEW CHITOSE 2023 エアポート音楽会
https://airport-anifes.jp/programs/otototabi_newchitose2023/

日時:11月5日(日) 17:45~
会場:新千歳空港シアター シアター1
参加費:前売1800円/当日2500円 (税込)
ゲスト:澤部渡 (スカート)
VJ:渡部康成

<プロフィール>
渡部康成(アニメーションアーティスト / 映像ディレクター)
CM、PV、VI などの映像デザイン、ディレクションに加え、グラフィック等の印刷媒体の企画、制作、演出までトータルに行う映像作家。2D モーショングラフィックと3DCG の両方を扱い、キャッチーでポップな世界観の表現を得意としている。映像作品の他、個人のアートワークにも力を入れており、2021年には個展「LAYERED」を開催。