映像を手掛けるのは、ダークファンタジーを得意とする映像作家の喜田夏記。キャラクターや背景画など美術的要素に徹底的にこだわって制作したノスタルジックな映像で神秘的な一夜を描きます。
楽曲とAimerさんの歌声が織り成す、魅惑的で美しい世界観を映像化するにあたって、月明かりと星の煌めきだけに照らされた ”黒い森” を舞台に、神秘的な一夜の出来事を描きたいと思いました。
天空の城から地上の森に降り立った少女は眠りにつく。森の中で踊り続ける少女の姿は、もう一人の自分のようにも見える。
これは現実なのか、少女が見ている夢なのか…?
森を彷徨い歩く水玉の獣だけが、一夜の森の出来事を見守っていた。
バレエやコンテンポラリーダンスなどあらゆるダンスの型をリサーチし、ミステリアスな存在感を演出すべく、少女のダンスの動きには特にこだわって制作しました。
映像を見終わった後、時空を超えて旅したような不思議な気持ちになってもらえたらいいなと思います。
(監督:喜田夏記)
C)NHK/喜田夏記