京都水族館「降下型巨大ウォータービジョン」

Kyoto Aquarium "Water Vision" Projection Mapping & Aqua Sign

京都水族館では2015年8月1日(土)~9月30日(水)の期間に夏の限定イベントとして、幅約15mの降下型巨大ウォータービジョンを使用した昼限定の『京都スプラッシュ!』および夜限定の『ファンタジックナイトアクアリウム』を開催。
弊社はプロジェクションマッピング制作及びウォータービジョンの演出を行いました。

NIGHT

夜の部『ペンギンズドリーム』(プロジェクションマッピング)

降下型巨大ウォータービジョンに3Dプロジェクションマッピングを投影、水のきらめきと美しい映像が織り成す夜ならではの幻想的な演出を行い、イルカショーのオープニングにあわせて会場を盛り上げました。子どもペンギンの冒険をアニメーションで描いた、オーロラや星空などの景色が次々と移り変わる色彩豊かな映像となっています。

DAYTIME

昼の部『京都SPLASH!!』(アクアサイン演出)

水を使ってさまざまな模様や文字、いきものたちを描き出す水のアート「アクアサイン」を楽しみながら、流れ落ちる水に触れて遊ぶこともできるウォーターアトラクションを制作しました。

BACK STAGE

昼の部『京都SPLASH!!』では、1000本以上の電磁水ノズルを自在にコントロールする事で水滴を様々な模様や文字に変えるというアクアサインの技術を使用。
「視覚効果として楽しめるもの」にプラスして、夏のファミリー向けとして「びしょ濡れになって遊びたい」というコドモスイッチを刺激するような演出を目指しました。その結果「楽しさ=エンターテイメント」と「驚き=サプライズ」が融合された五感で楽しむアトラクションとなりました。
また、ショーをしているといたずらなイルカが水をかけに来てくれたりと、思わぬ演出を呼び、より体感的なコンテンツになりました。
オープン直前で現場で詰めることが多かったので、屋外のプールでの深夜作業が続きましたが、夏場の暑い時期で、熱帯夜&京都&水族館というシチュエーションがとても印象的な不思議な空間でした。

(text by Tateha Sakamoto)


Client
京都水族館
Release
August 2015
Website
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Services
プロジェクションマッピングアミューズメント施設

Credit
  • Agency :Produce on Demand
  • Producer :諏澤大助 + 弓削淑隆
  • <ペンギンズドリーム>
  • Movie Director :針生悠伺
  • CG :McRAY + 島猛
  • Comopser :田中克明
  • <京都スプラッシュ!> : 
  • Technical Director :坂本立羽
  • Composer :田中克明